第三話
「むし歯、歯槽膿漏が及ぼす悪影響」 |
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てい歯科医院 西脇 祥子
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妊娠中にう蝕(むし歯)や歯周病(歯槽膿漏)が進行しやすい事については前回お話をしましたが、これらの病気が進行するとお母さんだけではなく、生まれてくる赤ちゃんに対してもさまざまな悪影響を及ぼします。 う触や歯周病により口の中に痛みを生じると、摂食障害が発生します。こうなるとお母さんの健康だけでなく、胎児の発育にも影響がでてきます。 また、最近の研究調査で、歯周病のある妊婦は歯周病のない妊婦に比べて早産の危険性が高いことや、低体重児出産が多いことが報告されており、歯周病と妊娠トラブルの間には関連が示唆されます。 |
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では、これらの恐いう触や歯周病を予防するためには具体的にはどのようにしたらよいのでしょうか? このことについては、次回お話します。 |
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